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リンパシンチグラフィ

リンパ系の核医学診断の有用性および問題点について検討を行った.リンパ節シンチグラフィ製剤として各種放射性コロイドのリンパ節集積性を比較すると,粒子径が小さく,球状を呈するものほど集積は大であり, 99mTc-硫化アンチモンコロイドが優れていた.99mTc-レニウムコロイド(ReC)は一定の形状を呈さないものの,粒子径が小さくリンパ節シンチグラフィとして優れていた.リンパ節シンチグラフィは悪性リンパ腫や皮膚悪性腫瘍のリンパ節転移診断において有用であるものの,正常リンパ節でもvariationに富むため,早期診断よりも経過観察に優れていた.泌尿器科領域では内腸骨リンパ節,また乳癌においては胸骨傍リンパ節描出の重要性を強調した.またリンパ浮腫においては99mTc-MDPと99mTc-ReCの同時投与および99mTc-HSA・D の皮下法によるdynamic studyが有用であった.(平成6年4月23日採用)
著者名
大塚 信昭,他
20
S
141-150

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