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電気的除細動か著効した心房細動と心不全を伴う肥大型心筋症の1例 ―電気的除細動の有用性について―

症例は起坐呼吸の状態で緊急入院した肥大型心筋症の53歳の男性である.入院時胸部X線写真では著明な心拡大と肺うっ血がみられ,心電図は頻脈性心房細動を呈していた.本例は頻脈性心房細動を合併したためにうっ血性心不全に陥ったものと考えられた.薬物投与のみでは心拍数や心不全のコントロールが十分でなかった.そこで電気的除細動を施行したところ洞調律に復帰し,臨床像および血行動態は著明に改善した.本病態における電気的除細動の有用性とその意義について述べた.(昭和63年10月26日採用)
著者名
寒川 昌信,他
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146-150

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