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多発性筋炎における骨シンチグラフィの有用性

99mTc標識リン酸化合物による骨シンチグラフィは悪性腫瘍の骨転移の検出に広く用いられている.また,99mTC標識リン酸化合物は筋肉疾患にも応用され,その筋肉への集積は炎症性筋疾患の病勢を反映するといわれている.今回我々は多発性筋炎の6例について99mTC標識リン酸化合物による骨シンチグラフィを施行した.未治療の2例および治療に抵抗性の1例では軟部組織への著明な集積が認められた.一方,治療に反応している2例およびすでに寛解状態にある1例では軟部組織への集積はごく軽度ないし全く認められなかった.以上,多発性筋炎における骨シンチグラフィは罹患筋の診断や治療効果判定に有用な手段と考えられた.(昭和63年6月15日採用)
著者名
大塚 信昭,他
14
4
665-669

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