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Online edition:ISSN 2758-089X

Chlamydia trachomatisによる尿路性器感染症患者血清中の特異的lgAの検出

Chlamydia trachomatis (C. trachomatis)が確認された非淋菌性尿道炎患者62例から採取した血清86検体をMFAによるIgG, IgM検出結果に基づいて3群に分けた.すなわちI群:lgG陽性lgM陽性群,II群:lgG陽性lgM陰性群, III群:lgG陰性 lgM陰性群である.これらの抗C. trachomatis IgA およびlgGを間接ペルオキシダーゼ抗体法(IPA)を原理とするIpazyme Chlamydia キットで測定して,lgAとlgGおよびlgMの関係を検討して,以下の結果を得た,1)lgA検出率はI群で65.4%, II群で27.6%, III群で9.7%を示し,I群が他の二群より高い検出率を示した.2) Ipazyme Chlamydia によるlgG検出感度はMFAと同程度であった.
著者名
趙 文明
12
2
167-172
DOI
10.11482/KMJ-J12(2)167

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