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各種肝疾患におけるType III Procollagen N-Peptideの臨床的意義

血中III型プロコラーゲンN末端ペプチド(P III P)を各種肝疾患221例について測定した.正常人のP III P 値は10ng/ml以下で,慢性肝炎や肝硬変では有意の増加がみられた.肝癌では19.0±10.89ng/mlと従来の報告より低かったがtranscatheter arterial embolization (TAE)後には1.7倍に増加した.さらに蛍光抗体法による肝癌組織内の P III P の局在を検討し, TAE後に増加することを示した.これらの事実は肝癌が強いコラーゲン増生能を示唆すると考えられた.
著者名
古城 研二
12
4
301-309

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