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Eating disordersの臨床的研究― DSM-IIIの適応と問題点-

著者らはeating disorder の患者にDSM-IIIを適応して以下の三群に分けた-I群:Anorexia Nervosa (29%).II群:Anorexia Nervosa and Bulimia (52%). III群:Bulimia (19%).そしてそれぞれの臨床的側面を比較検討した.結果:①発症年齢,初診までの期間に差はなかった.②病前の肥満度はI群よりも有意にII群, III群が大きかった.③病前の肥満感はすべてに認められた.④体重減少率はI群よりもII群の方が大きかった.⑤活動性の亢進はI群,II群に認められたがIII群では認められなかった.⑥食事への態度ではII群は拒食期にはI群に,過食期にはIII群に類似していた.⑦盗食,薬物乱用,自殺企図等の問題行動はII群,III群に認められた.以上の結果からDSM-IIIではAnorexia Nervosa に合併するBulimiaについての記載はないが,II群は必ずしもまれでないことを強調した.さらにbody imageの障害,活動性の亢進,II群, III群での問題行動等について若干の考察を行った.
著者名
権 成鉉, 他
11
4
449-457

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