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当教室における喉頭全摘患者の音声獲得状況-とくに食道発声について-

1975年6月より1985年2月までに当科で喉頭全摘した38症例の音声獲得状況を,とくに食道発声について種々の面より検討し,以下のような結果を得た.(1)38症例の内訳は喉頭癌34例,下咽頭癌2例,喉頭外傷2例である.(2)食道発声獲得率は63%であった.(3)24例の食道発声者のうち17例が職を持っていた.(4)14例の発声不能者のうち8例に家族の過剰看護がみられた.(5)発声可能な癌症例22例中16例は術後放射線治療を施行していなかった.(6)これらの因子の分析によって,術前から,食道発声が可能か否かが推定できるようである.
著者名
山本 英一, 他
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211-214

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