h_kaishi

t_toukou

臍輪での絞扼により十二指腸閉鎖症となった臍帯ヘルニアの一例

患者は32歳の母親より出生した第1子の女児である.胎生の初期に中腸の全部が臍輪において絞扼された結果,十二指腸閉鎖症となった症例である.現在までに臍輪による絞扼という血行障害により十二指腸閉鎖症が生じたという報告例はなく,本症例が第1例目である.この症例はLouwらの腸閉鎖症の発生に関する血行障害説が空・回腸のみでなく十二指腸にも適応されることを示した貴重な症例である.
著者名
重本 弘定, 他
5
3.4
192-196

b_download