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後腹膜に発生した malignant fibrous histiocytoma のー剖検例

62歳女性の後腹膜に発生したmalignant histiocytoma の1例を経験した.腫瘍は多彩な組織像を示しfibrousな部位,myxomatousな部位とそれにより囲まれた一見上皮性腫瘍を思わせる多角形細胞集団から成り,電顕的にこれら腫瘍細胞の多くには胞体内に多数のfilamentの集積が見い出された.この腫瘍の多彩性は恐らくpluripotentialityをもつundifferentiated stem cell が種々の分化をたどる発展段階に於て増殖した結果と考えられた.従って, collagen fiberには乏しいがmalignant fibrous histiocytomaのーつのvariantと考えられる症例である.
著者名
山岸祐子, 他
4
3
174-179

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