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岡山県 津山 新見両地区に於ける高校生を対象とした甲状腺腫の疫学的研究

1967年4月より,7月迄の期間に,津山,新見両地区の高校生, 3,604例について,甲状腺腫の疫学的調査をおこなった.検者を1名に限定し,甲状腺腫をびまん性と結節性に分け,更に前者を(+)より.(+++)に分類し,(++)以上を甲状腺腫として取扱った.新見地区では,1,017例の女性, 951例の男性中,女性2例のバセドウ病,男女各1例の結節性甲状腺腫,72例の女性,5例の男性の単純性びまん性甲状腺腫が,津山地区では, 1,299例の女性,1,006例の男性中,女性2例のバセドウ病, 110例の女性,24例の男性の単純性びまん性甲状腺腫が見出された.単純性びまん性甲状腺腫について,男女別の地域差があるか否かのχ2検定(p=0.05)をおこなったが,女性では有意差なく,男性で有意差が認められた.後者における有意差の原因については,明らかでない.
著者名
原田 種一, 他
3
3.4
121-128

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