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足部関節軸位の吟味,とくに内反足における下腿外旋について

立位の足部は距骨下関節軸,距腿関節軸と,足縁と床面の間に起こる回旋軸の3つの組合せ運動をしている.これらの軸の方向の異常から,先天性内反足の変形要素のかかわりあいに検討を加えた.とくに,距骨下関節軸の走行の異常が,下腿の異常な回旋運動を起こすことから,この間の関係式を投影作図によって求めた. 回外は ∠θ=tan-1 { tanβ/losα'× sin(α'°- n°)} 回内は ∠0 = tan-1 ( tanβ×sin n°+ tanα×cos n°) 下腿の外旋変形は内転変形の残存のみでなく,回外変形によって影響される.また下腿の外旋変形は,距骨滑車上面の扁平化に関係しており,尖足すなわち矢状面傾斜角の低下例には出現しにくいことなどを明らかにした.
著者名
島津 晃, 他
2
3.4
117-124

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