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遊離腓骨皮弁移植により再建された下顎への歯科用インプラント義歯症例

 広範な下顎骨区域切除後には著しい審美性および機能性障害が後遺するリスクは高く,この回復は患者のQOLの向上に必要不可欠な因子である.われわれは,口腔底癌に対する放射線同時併用超選択的動注化学療法施行後に下顎骨壊死を併発した症例に対し,下顎骨区域切除後,血管柄付遊離腓骨皮弁移植による下顎再建を行った.術後,咬合・咀嚼機能障害および下唇内転による審美障害に対し移植再建された腓骨に歯科用インプラントを埋入し,それを支持体とした義歯を作製装着し咬合回復が得られ,また審美的にも良好な結果が得られた.これにより顎骨切除後の再建症例に対しても歯科用インプラントの有用性を認めた.(平成20年4月23日受理)
著者名
石田 光生,他
34
3
203-209

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