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クモ膜下出血の急性期に可逆性収縮中期クリック音を呈した1例 ―クリック音の起源に関する考察―

 クモ膜下出血発症後に広範な左室asynergyを呈し,急性期に聴取された収縮中期クリックが,asynergyの改善とともにに消失した症例を経験した.心エコー図の経時的変化から,クリックの音源は乳頭筋不全によるmitral complexの異常によるものと推測した.虚血性心疾患によらない乳頭筋レベルの心筋障害によっても収縮中期クリックが出現する可能性あり,またクリックの成因を考える上で興味ある症例と考えられた.                               (平成10年3月25日受理)
著者名
寒川 昌信,他
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4
265-270

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