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赤血球膜陰性荷電測定の基礎的検討

Alcian blueによる赤血球膜陰性荷電測定法の検討を行った. Alcian blue使用液は,精製Alcian blue を等張酢酸緩衝液(pH5.5)に完全に溶解したものを使用した.また,抗凝固剤入り静脈血は,生理食塩水で, 140 G,20分間,3回洗浄した.測定法は次のごとくまとめられる.すなわち, 1.0 mlの赤血球懸濁液と5.0mlのAlcian blue 使用液を混合後,直ちに, 140G,5分間遠心し,その上清の吸光度を650nmで測定し,赤血球膜へのAlcian blue 結合量を求めた.この方法を用いて行った同一対照例の反復測定の結果は, 124.8±2.6ng,正常コントロールの結果は, 123.6±7.8ngであった.これらの値は,従来行ってきた方法に比べて,SDを著しく小さくすることができ,赤血球膜陰性荷電測定の精度をあげるものであった.(平成元年10月24日採用)
著者名
北野 裕一
15
4
586-592

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