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気腫性肺疾患の外科的治療経験

当科で1976年7月から1980年9月までに経験した気腫性肺疾患は31例で自然気胸24例と7例の肺のう胞疾患であった.前者は若年者の男子に多く発生し, 20歳代に特に多く,一方後者は比較的高齢者に見られた.また体格は細長型に多く見られ,体重は標準の約87%であった.これらの症例に37回の開胸術(6回は異時両側開胸)を施行し,胸腔内操作を行なった結果,現在までには再発をみていないが,術後には対側の気胸や無気肺が起り,術中の呼吸管理に注意すべきであることが示唆された.また手術側に引き続き起る合併症は,呼吸不全,肺拡張不全,air leak, pleural effusionなどが主なものであり, これらに対して積極的に加療する必要があった.
著者名
土光 荘六, 他
7
2
133-138

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