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Online edition:ISSN 2758-089X

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当院における切開・剥離法による内視鏡的粘膜切除術の治療成績

 近年,胃上皮性腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR:Endoscopic mucosal resection)の新しい手技として切開・剥離法(ESD:Endoscopic submucosal dissection)が開発され,当院においても2002年11月よりIT knife(Insulation-tipped diathermic knife)を用いたESDを行ってきた.今回,ESDでの治療成績を導入前に行っていたEMRと,一括断端陰性切除率および偶発症の頻度について比較検討した.その結果,ESDでは一括・断端陰性率は90%で,腫瘍径に関らずEMR(46%)と比較して有意に良好な結果が得られた.一方,偶発症の頻度はESDで高く(出血4.4%,穿孔3.4%),十分な対策が必要であった.(平成20年2月7日受理)
著者名
山中 義之,他
34
2
103-107
DOI
10.11482/2008/KMJ34(2)103-107.2008.jpn.pdf

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