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Online edition:ISSN 2758-089X

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「原発性骨粗鬆症の診断基準とステロイド性骨粗鬆症の管理・治療のガイドライン」

 高齢者人口の増加とともに,骨粗鬆症の頻度は増加している.骨粗鬆症は,脆弱性骨折に導き,その結果QOLの低下をきたすので,その早期診断,骨折リスクの評価や,予防と治療が重要である.  骨強度は第一義的には骨密度(BMD)と骨質の統合を反映する.2000年,BMDに基づいた「原発性骨粗鬆症の診断基準」が定められた.  骨質は,構造,代謝,ダメージ蓄積と石灰化が関与する.また,「骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーのガイドライン」が作成された.  グルココルチコイドは,骨粗鬆症の合併症を惹起する.そのため,「ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン」が提唱された.  本総説では,これらの診断基準とガイドラインを記載した.本総説が骨粗鬆症の臨床実地に使用されることを期待する.
著者名
福永 仁夫,他
31
2
71-78
DOI
10.11482/KMJ31(2)071-078,2005.pdf

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