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Online edition:ISSN 2758-089X

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病院入院患者への喫煙介入

 川崎医科大学附属病院に入院中の117人の患者に,喫煙と健康に関するアンケート調査を実施した.89人(男60人,女29人)から回答が得られ,回収率は76.1%であった.89人のうち喫煙者は17人(男15人,女2人)で,男女の喫煙率はそれぞれ25.0%, 6.9%であった.これら喫煙患者17人に対して喫煙習慣への介入を行い,7人が禁煙に成功した.しかし,退院6ヵ月後にも禁煙を継続しているのを確認できたのは4人(23.5%)であった.入院しているにもかかわらずタバコを吸っている患者は,禁煙を病気の治療のための最優先事項と思っていない.入院中の喫煙患者には,禁煙指導と一緒にライフスタイルの是正など適切な生活指導を実施しなければならない.禁煙できても退院後のフォローアップ体制を整える必要がある.                   (平成11年3月27日受理)
著者名
川根 博司,松島 敏春
25
1
19-23
DOI
10.11482/KMJ-J25(1)019-023.1999.pdf

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