Judet-Letournel骨端プレートによる大腿骨転子部骨折の治療 大腿骨転子部骨折11例に対しJudet-Letournel骨端プレートを用いて骨接合を行った.1例は軽い内反変形を生じたが全例に骨癒合を得た.このプレートは強固な固定力が得られ,転子部の不安定型の骨折,特に骨折線が骨幹部に長く及ぶ骨折に対し有用であるが,高齢者の骨粗鬆の強い症例に対しては適応を慎重にすべきである. (平成5年11月30日採用)