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上皮小体機能亢進症の外科治療について一川崎医科大学における20年間の経験一

川崎医科大学が創立して以来1993年12月31日までに内分泌外科教室が治療した上皮小体機能亢進症患者は142例である.そのうち原発性上皮小体機能亢進症は28例(女性16例,男性12例,平均年齢52.9歳)で, bone type 4例, stone type 17例, chemical type 7例であった.組織学的には腺腫26例(うち1例はdouble adenoma),過形成1例,癌との境界領域と診断されたものが1例である.二次性上皮小体機能亢進症は114例(女性50例,男性64例,平均年齢48.3歳)に手術が行われたが,原疾患はすべて慢性腎不全で,全例が血液透析療法を受けており,平均透析期間は11.7年であった.腺腫に対しては腺腫の摘出が,過形成に対しては上皮小体全摘および自家移植術が行われたが,6例に移植腺の再燃が認められた.術前に認められた骨関節痛や掻痒などの症状は術後速やかに消退し,術後数年にわたり骨量の経時的増加が認められた.            (平成6年6月10日採用)
著者名
片桐 誠,他
20
S
67-76
DOI
10.11482/KMJ20(S)67-76.1994.pdf

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