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Online edition:ISSN 2758-089X

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薬物性肝障害 一自験33例の検討一

薬物性肝障害33例について臨床的検討を行った.年齢は平均55.1歳で男性19例,女性14例(男女比1.35:1)で起因薬剤は循環器薬13例(39.4%),抗生物質7例(21.2%),消炎鎮痛薬4例(12.1%)でこれら3種類で全体の72.7%を占めていた.臨床型では胆汁うっ滞型51.5%,肝炎型33.3%,混合型6.1%で3例に劇症肝炎型を示した.検査成績では好酸球増多は36.4%にとどまり,高度黄疸例(血清ビリルビン20 mg/dl 以上) 24.2%, GPT高値例(GPT 500 IU/1 以上)は27.3%であった.市販漢方薬松寿仙による肝障害例と,同一薬剤の再投与により2回とも同じ胆汁うっ滞型を示したアジマリン例を呈示する.(平成5年2月1日採用)
著者名
山本 晋一郎,他
19
1
13-17
DOI
10.11482/KMJ19(1)13-17.1993.pdf

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