h_kaishi
Online edition:ISSN 2758-089X

婦人科疾患のレーザー治療

川崎医科大学産婦人科におけるレーザー治療の現況について報告する.対象は1990年12月より1992年11月までの24ヵ月間に,婦人科外来および入院中にNd-YAGレーザーを用いて治療を行った59症例で,外来治療が30例,入院治療が29例であった.治療対象疾患は子宮頸部異型上皮29例,子宮頸部上皮内癌8例,尖圭コンジローマ6例であった.レーザー治療を行うために用いた麻酔は静脈麻酔が34例, Saddle block を含む脊椎麻酔が18例,全身麻酔が7例であった.手術にともなう出血量は極めて少量であった.術後合併症としては,子宮頸部円錐切除後に少量の出血が持続し,開腹手術を施行した症例が1例,静脈麻酔による呼吸抑制が1例認められた以外,特にレーザーによる重篤な合併症は認められなかった.                           (平成5年3月23日採用)
著者名
山内 英明,他
19
2
71-76
DOI
10.11482/KMJ19(2)71-76.1993

b_download