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蝸牛内直流電位に対するProcaineの作用:Dimethyl Sulfoxideとの比較

ProcaineとDimethyl sulfoxide (DMSO)のEndocochlear DC potential (EP)に対する作用を比較検討した. Procaineは0.5w/v %以上において, DMSOと同様にEPを一過性に上昇させた後低下させた.EPのNegative component に対する影響を調べるために, anoxia負荷を加えてProcaineとDMSOとの外リンパ灌流を併用し,EPの変化を観察した.両者共にNegative componentが減少したことからEPの一過性上昇は基底膜の電気抵抗が増大したことによると,考えられた.ただ負電位からの回復がDMSOよりProcaineが大きく, ProcaineがPositive componentを増加させたことが示唆された.(平成4年6月3日採用)
著者名
山川 純至
18
2
93-100
DOI
10.11482/KMJ18(2)93-100.1992.pdf

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