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Online edition:ISSN 2758-089X

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当教室における腺様嚢胞癌症例の検討

1977年から1991年までの15年間に当教室で経験した腺様嚢胞癌症例は9例で,頭頸部悪性腫瘍症例の中では1.34%に相当した.年齢は35歳から76歳までで60歳代に多く認められた.性別は,男性4名,女性5名で男女差は認められなかった.発生部位は上顎洞3例,口蓋2例,耳下腺,顎下腺,口唇,鼻中隔が各1例であった.全例に外科処置を行い,切除不能例に対しては放射線療法,化学療法を併用した.腺様嚢胞癌は局所再発,転移を起こし易いがその発育は緩慢であるために,10年余にわたる経過観察の必要性がある.                (平成4年8月7日採用)
著者名
半田 徹,他
18
3
197-201
DOI
10.11482/KMJ18(3)197-201.1992.pdf

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