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Online edition:ISSN 2758-089X

MRI装置の利用状況の分析 一設置後1年間の使用経験よりー

'90年4月より稼働を開始したMRI装置の1年間の利用データを,市販のデータベースソフトで作成した入力様式で蓄積し,装置の円滑利用と検査精度の向上を目的として分析した.1年間の検査件数は延べ1723件(1276人)月平均154件で,予約後検査までの平均待ち日数は入院1週間,外来1.5ヵ月であった.部位別に最も検査頻度の高かったのは脳で,疾患は脳梗塞であった.1件の平均検査時間は53分で,脳梗塞や脊椎関連疾患などで検査時間が短く,動脈瘤や下垂体腺腫などで長い傾向がみられた.さらに造影検査や緊急検査などについても分析した.                     (平成3年4月24日採用)
著者名
今城 吉成,他
17
2
125-130
DOI
10.11482/KMJ17(2)125-130.1991.pdf

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