h_kaishi
Online edition:ISSN 2758-089X

外科病理における精度管理体制

本学附属病院病理部で行っている精度管理体制をまとめた.これは,過去,外科病理学発展の中で築き上げられてきたものを我々なりに,そして我々の部門に利用できるように修飾し作り上げたものである.病院内における外科病理部門は臨床の一部門として機能し,患者を直接世話する臨床医のコンサルタントとしての役割を果たす.また,病理診断は,一般に最終診断的要素をもっている.したがって自らの診断が独断的にならないために,また,病理診断の精度を向上させるために,このような精度管理体制作りが必要であることを強調したい.(平成元年2月16日採用)
著者名
真鍋 俊明,他
15
2
344-350
DOI
10.11482/KMJ-J15(2)344

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