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Online edition:ISSN 2758-089X

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内科的治療に抵抗性の潰瘍性大腸炎の1例

内科的治療に抵抗する潰瘍性大腸炎の症例を報告した.患者は39歳女性でほとんど全大腸に炎症が及んでいた.結局,大量下血の合併症のため大腸全摘が行われ長年の病苦から解放された.潰瘍性大腸炎の内科的治療として一般にステロイド(プレドニゾロン)とサラゾピリンR が主要であり,非経口的高カロリー栄養は炎症に対する直接効果はないが,腹痛,出血の軽減に役立つと思われる.外科的治療は主に大量出血などの合併症のあるときに必要であるばかりでなく長期入院を余儀なくされる症例でも有効である.(昭和63年2月1日採用)
著者名
内田 純一,他
14
3
484-488
DOI
10.11482/KMJ-J14(3)484

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