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Online edition:ISSN 2758-089X

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慢性関節リウマチによる環軸椎亜脱臼に対する後方固定術の経験

慢性関節リウマチにおける環軸椎亜脱臼はまれなものではなく,またその多くは保存的治療によって対処すべきものである.しかし頸髄損傷,椎骨動脈圧迫による突然死の可能性もあるため,神経学的症状がある場合には手術的治療の対象となる.その場合には,臨床症状を把握したうえで安全でかつ確実な手術方法を検討しなければならない.今回われわれは,慢性関節リウマチによる環軸椎亜脱臼に対してMcGraw-Rusch法による環軸椎後方固定術とHalo-jacketによる外固定を併用し,良好な経過をとった73歳女性の症例を経験したので,環軸椎亜脱臼の頻度,神経学的合併症と手術適応について検討を加え報告する.
著者名
長谷川 徹,他
13
2
196-200
DOI
10.11482/KMJ-J13(2)196

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