h_kaishi
Online edition:ISSN 2758-089X

肩甲骨に発生した好酸球性肉芽腫の1例

8歳,男児.右肩痛で発症し,腫脹および圧痛が著明であった.X線像で,肩甲骨に鶏卵大の骨吸収像を認め,白血球数増多,赤沈値亢進, CRP強陽性であった. open-biopsyを施行し,病理組織診断は好酸球性肉芽腫であった.以後,経過観察にて腫脹および疼痛は消失し,X線像,CT像においても腫瘍縮小が見られ治癒が進んでいると判断した.
著者名
森井 章司,他
13
1
90-96
DOI
10.11482/KMJ-J13(1)90

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