骨シンチグラフィによる胸肋鎖骨間骨化症の評価 胸肋鎖骨間骨化症と診断した10例の骨シンチグラム所見について検討を行った.骨シンチグラフィは胸鎖関節部に特徴的な強い集積を示し,骨シンチグラフィは本例の診断に有用であった.胸肋鎖骨間骨化症は原因不明の疾患であるが,掌蹠膿疱症に合併することが多いため,日常の骨転移診断を中心とした骨シンチグラムの読影の際にも皮膚病変の有無を念頭におく必要があると考えられた.