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Online edition:ISSN 2758-089X

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9歳から喫煙歴のある肺気腫症の1女性例

9歳から喫煙歴のある肺気腫症の58歳女性例を報告した.昭和56年5月の初診時すでに高度の気道閉塞と軽度の低酸素血症があり,気管支拡張剤の投与,肺理学療法を行った.4年後の肺機能検査において悪化が認められた.現在,患者は64歳であるが,酸素濃縮装置による在宅酸素療法を受けている.この症例は血清α1-アンチトリプシンが軽度低下しており,小児期からの喫煙が肺気腫症を起こした原因と考えられる.最近,学校教育者の間で小学生の喫煙が問題になっているが,禁煙教育は幼稚園の時から始めるべきであろう.
著者名
川根 博司,他
13
3
324-329
DOI
10.11482/KMJ-J13(3)324

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