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Online edition:ISSN 2758-089X

昭和60 (1985)年度の川崎医科大学における染色体検査

本年度は85例の染色体検査を行った.その結果,異常染色体を示した症例は15例(全体の17.6%)であった.この15例の中で,8例は先天的染色体異常であった.その内訳は,クラインフェルター症候群3例,その他の性染色体異常を示したものが4例,ダウン症候群が1例であった.また,その他の7例は血液系悪性疾患によるもので,細胞の悪性化に伴う後天的染色体異常を示した.
著者名
難波 正義,他
12
1
119-121
DOI
10.11482/KMJ-J12(1)119

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