h_kaishi
Online edition:ISSN 2758-089X

遺伝的に発生したと思われる大動脈縮窄症の2例

兄弟に発生した大動脈縮窄症の症例を経験した.1例目はisthmusにおける広範囲な狭窄があり,2例目は大動脈弓部と動脈管直上部の両方の狭窄を有していた.2ヵ所の狭窄をきたした例は本邦では希で,また家族性に発生した縮窄症も文献的には少ないため,それらについて文献的考察を加えて報告した.
著者名
津嘉山朝達,他
12
2
185-188
DOI
10.11482/KMJ-J12(2)185

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