h_kaishi
Online edition:ISSN 2758-089X

CAPDのトータル管理体制 ─大学病院の立場から─

当院では1982年3月よりこれまでに12例の末期腎不全患者でCAPDを導入した. CAPDは自己透析を行いながら職場復帰,家庭復帰するという全く新しい医療形態であり,このための新しい医療システムが必要である.特に大学病院ではセンター病院として地域医療への貢献を考慮した管理体制の確立が必要である.今回,大学病院の立場からCAPDのトータル管理体制のあり方について,特にCAPD医療体制,患者の選択, CAPDトレーニングシステム,センター病院としての病院体制作りについて検討した.
著者名
平野 宏,他
12
3
235-240
DOI
10.11482/KMJ-J12(3)235

b_download