接触皮膚炎の病理組織学的研究 VIII 実験的Polytest反応(仮称) DNCBに対する感作が成立したモルモットの背部皮膚に,DNCBを毎日同一部位に 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1回塗布してpolytest反応を惹起した.肉眼的に通常のアレルギー接触反応と変わらず組織学的にも海綿状態を主体とする変化であったが,著明な錯角化と真皮上層の好塩基球浸潤は特徴的な所見であった.