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Online edition:ISSN 2758-089X

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多発性早期胃癌,異型上皮巣を合併した十二指腸ブルンネル腺腫の1例

多発性早期胃癌,異型上皮巣を合併した十二指腸ブルンネル腺腫の1例を報告し,本邦における十二指腸ブルンネル腺腫と胃癌合併例についての文献的考察を行った.症例は69歳男性,胃集団検診で十二指腸ポリープを指摘され精査目的で当院外科に入院した.術前に,早期胃癌(IIc+IIb),異型上皮巣を合併した十二指腸粘膜下腫瘤と診断した.切除標本では,十二指腸球部前壁に2.2×1.8cmの山田IV型の隆起病変,前庭部には0.8×1.2cm の扁平隆起病変が認められたが,胃体中部後壁の病変は,わずかに浅い陥凹を示すのみで肉眼的に病変の正確な局在を指摘することはできなかった.病理組織所見は,十二指腸ブルンネル腺腫,多発性胃癌(lIc + IIb, IIb, moderately differenciated tubular adenocarcinoma), ATPであった.
著者名
光野 正人, 他
11
1
195-200
DOI
10.11482/KMJ-J11(1)195

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