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ディジタルキュリーメータの性能の検討

キュリーメータは,核医学分野において放射能量を測定するために広く用いられている.今回Aloka IGC-2型ディジタルキュリーメータの特性を, 日本アイソトープ協会医学薬学部会核医学イメージ規格化専門委員会の報告に基づき検討した.放射能指示値は,標準線源(60Co, 183Ba, 137Cs)を用い,標準線源における照射線量率定数に対するレスポンスを示すK値と,指示値における照射線量率定数に対するレスポンスを示すJ値を求めた.直線性およびレンジ間誤差は線源に99mTcを,再現性は137Csを用いて,経時的に測定することにより行った.また,溶液量および容器依存性は種々の溶液量,容器を組み合わせて行った.その結果,直線性,レンジ間誤差および再現性については良い精度が得られ,溶液量および容器依存性は最大約10%の誤差が認められたが,実験により補正係数を求めることにより解決された.しかしながら, K値, J値からキュリーメータの性能として最も重要な指示値の値づけに問題があることが判明し,全ての核種について検出感度が低く,57Co, 67Ga, 197Hgについては校正の必要があった.
著者名
友光 達志, 他
10
3
387-392
DOI
10.11482/KMJ-J10(3)387

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