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純型僧帽弁狭窄の心電図所見:右室肥大の有無と程度について

最近6年間に入院した52例の純型僧帽弁狭窄を対象として, Sokolow-Lyonの心電図右室肥大基準を用いて,右室肥大の有無と程度について検討した.その結果,右室肥大基準を満足しなかった例が17例(32.7%)あり,DDRや肺動脈圧より比較的重症と考えられた例においても右室肥大との相関は明瞭でなかった.従って,今回の純型僧帽弁狭窄に関する限り,健常者群と比較すると若干のQRS異常が認められたが,Sokolow-Lyonの心電図右室肥大基準は予期したほど感度が高くないと考えられる.
著者名
寒川 昌信, 他
8
3
252-257
DOI
10.11482/KMJ-J8(3)252

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