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Online edition:ISSN 2758-089X

脾動脈瘤3例の検討

今回当科で経験した脾動脈瘤3例について報告する.年齢は17歳から76歳(平均49.3歳)で、女性;1例、男性;2例であった.1例は破裂症例で緊急開腹,それ以外の2例は血管内治療を施行し,全て術後経過は良好であった.緊急開腹術を行った1例は2cm 未満の嚢状瘤であり,術前瘤径にとらわれず治療適応を考える必要がある.治療の第一選択として低侵襲な血管内治療を考慮する必要がある. doi:10.11482/KMJ-J42(2)111 (平成28年7月29日受理)
著者名
平林 葉子,他
42
2
111-115
DOI
10.11482/KMJ-J42(2)111
掲載日
2016.10.5

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