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Online edition:ISSN 2758-089X

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肺拡散能力検査時における呼吸停止時間の影響について

肺拡散能力の測定は,一般に呼吸停止時間10秒のCO 1回呼吸法で行なわれる.しかし,呼吸器疾患患者の中には, 10秒間の呼吸停止ができない者もおり,そのような場合には呼吸停止時間を短縮させて検査を行なっている.呼吸停止時間を短縮させた場合,正確な値が得られるか否かを検討するた桝こ,呼吸停止時間が5秒と10秒のDLcoを測定した.同時に不均等分布の指標である△N2との関係も検討した.△N2はFRC及びTGVの絶対値そのものよりもTGVとFRCの差にもっとも相関した,また, △N2はDLcoと逆相関を示し,不均等分布が高度になるとDLcoも低値を示した.DI」co測定時の呼吸停止時間を短縮させる(5秒)と,不均等分布の強い患者では呼吸停止時間10秒のDLco値よりも低値となる.
著者名
沖本 二郎, 他
7
3.4
210-216
DOI
10.11482/KMJ-J7(3.4)210

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