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Online edition:ISSN 2758-089X

顆粒球減少症に伴う重症感染症に対する顆粒球輸注の効果

顆粒球減少症では感染症が死亡原因の主因を占める.多くの抗生剤がこのような患者に使用されるが,顆粒球減少時には,ほとんどの薬剤はあまり有効でない.したがって,無顆粒球症で感染症に対しては顆粒球輸注が必要となる.我々はfiltration leukapheresisを用いて,臨床的に明らかな感染症例で顆粒球数の平均102/μl以下の患者に28回の顆粒球輪注を行なった.In vitroでの顆粒球機能は採取前・後で比較して有意の差は認められなかった,顆粒球輸注は感染症例12例中, 8例に有効であった.
著者名
武元 良整, 他
6
3
91-98
DOI
10.11482/KMJ-J6(3)91

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