ペルテス病保存的治療の治療成績 ペルテス病の保存的治療における臨床的,レ線的成績について検討した. 1. Caterallによるレ線所見評価でIII,IV型と判定されたもののレ線的成績は不良である. 2.臨床的成績を日整会変股症判定基準に従って評価すると殆どが90点以上となる. 3.治療後経過年数と予後との関係はみられなかったが,これは我々の症例の調査時年齢が30歳以下であったためと考えられる. 4.発病年齢11歳以上ではレ線的成績は不良であった.