脳出血および肺出血で死亡した亜急性肝炎の1例 典型的な亜急性肝炎の経過をとり脳出血および肺出血で死亡した59歳男性の剖検例を呈示する.脳出血は血管の変化を伴わず肝不全による凝固因子の欠如により生じたものと考えられた.消化管出血を伴わず脳出血により死亡した亜急性肝炎は,本症例が第1例と考えられる.