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Online edition:ISSN 2758-089X

FFT 解析が良悪性の鑑別に有用と思われた胆嚢隆起性病変の一例

胆嚢の隆起性病変は,良悪性の鑑別が重要である.今回First Fourier Transfer(FFT)解析が良悪性の鑑別に有用と思われた1症例を経験したので報告する. 症例は75歳女性,健診で近医受診.abdominal ultrasonography(AUS)で,胆嚢隆起性病変を指摘され当院当科紹介となった.精査の結果,胆嚢癌が疑われ,手術が施行された.病理所見では,胆嚢コレステロールポリープの診断であった.胆嚢の隆起性病変では,AUS による壁血流速度測定が良悪性の鑑別に有用であるとの報告があるため,胆嚢隆起性病変で良悪性の鑑別が困難な症例においてはAUS で壁血流速度を評価することが重要であると思われた.
著者名
西紋 禮士, 他
48
27-34
DOI
10.11482/KMJ-J202248027
掲載日
2022.7.28

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