医療情報学事始め 川崎医療福祉大学医療技術学部医療情報学科の開設に当たり教育課程の基本方針を次のように定めた.①プログラミング言語入門,②プログラミング技法の習熟,③病院情報システムの構築,④卒業研究の4項目を教育の主目標としてカリキュラム編成を行った.コア・カリキュラムを構成する専門教育科目は医学概論でPOSによるカルテの仕組みを学び,プログラミングI, IIおよび同演習ではC言語によるプログラミングの基礎を修め,医療情報学および同演習では病院システムの基礎と実際を学び病院現場で実行できるプログラムを完成させる.医療情報学科のカリキュラムはプログラム作成が自ら出来る能力を持った人材を養成することを目標としている. (平成6年6月10日採用)