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Online edition:ISSN 2758-089X

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肝・胆道疾患における HDL-Cholesterol の変動

Heparin-Ca法によりHDL-Ch値の測定を85例の肝・胆道疾患患者について行なった.正常人97名の平均値は61.89±10.74mg/dlであり,肝・胆道疾患でHDL-Ch値は低値を示し,正常人との間に有意差(p<0.001)が認められた.HDL-Chはビリルビン,アルカリフォスファターゼ,LCAT活性値,赤血球最大滲透圧抵抗と相関し,トランスアミナーゼとは相関を認めなかった.HDL-Chは肝実質障害では肝障害の程度と,閉塞性黄疸では黄疸の強さと相関する傾向を示し,肝・胆道疾患の診断に有用であると考えられた.
著者名
山下 佐知子, 他
7
1
71-77
DOI
10.11482/KMJ-J7(1)71

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