悪性関節リウマチのリハビリテーションに関する私達の経験 2例の悪性関節リウマチ(MRA)を経験したが,1例は治療(D-ペニシラミン)に反応し,様々な合併症を克服しリハビリテーションの効果もあがり,家庭に復帰できたが,他の1例は一時家庭へ復帰できたように思えたが,すぐに腎不全のため再入院後死亡した.血管炎を伴うRA患者にはその病変臓器,進行度,予後などからより総合的なアプローチが必要である.